みなさんこんにちは。元湯のマモです。

構想から2年…  ついにこの夏(2023年の8月)…
温冷交代浴のための源泉掛け流し露天水風呂が完成しました!

こちら完全手作りです。潤沢な資金がないのでいつもながらDIYでつくりました。
空間に一切の妥協をしたくなかったので村の友人でDIYの達人 JPさんに協力依頼⚒

さすがはDIY YouTuberです。自分たちだけではもちろん、プロに依頼してもつくれないオリジナルの空間ができあがりました。ただの草むらだった場所が天国に。私たちも1ヶ月一緒に手伝わせていただいたので、その喜びは一入です🥺✨

⇦□ 製作過程・写真スクロール □⇨

※JPさん参考 https://www.youtube.com/@diy_channel

完成して以来…  本当に最高すぎて… 仕事はじめと仕事おわりの1日二回、毎日入り続けてしまっています。そんな私の心からのお勧めをどうか聞いてやっていただけないでしょうか。

本ブログでは温冷交代浴をこよなく愛している私からみなさんに向けて、温冷交代浴を120%堪能する入浴法を伝授します。

 

温冷交代浴を堪能する術

温冷交代浴ってなかなか聞きなれない言葉だと思います。意味としてはいたってシンプルで「温浴」と「冷浴」を交互に行うこと。ちなみにサウナも温冷交代浴の一種です。

「温浴」と「冷浴」を交互に行うことで交感神経と副交感神経の往復を繰り返し自律神経を整える作用があると言われています。が、私としてはそれはどうでもいいことで、ただたんにめちゃくちゃ気持ちいいからお勧めしています。

温冷交代欲を堪能するためにはいくつかポイントがあります。そのポイントをしっかり抑えることで「向こう側」にいくことができます(笑)。

POINT① たっぷり水分補給をしてから

温冷交代浴は長い人で2,3時間かけて行います。私も時間に余裕があるときは1.5時間くらい入りますが、そのくらい入ると体重が500g減るので知らず知らずに汗をかいてるんだなと思っています。従いまして、温冷交代欲をする前はしっかり水分補給をしてください。ちなみに、掛け流しの源泉も飲めますので、入浴中の補水も可能です。

POINT② しっかりめに温浴

重要です。ここを適当にしてしまうと次のPOINTである一発目の入水がただただ苦痛になります。温浴の目安としては毛穴が開いて額からじんわり汗の玉が滲み出てくるくらいまで温まりましょう。途中苦しくなってきたら腰湯だけにしたり、鼻から吸って口から息を吐く呼吸にすることで冷たい空気を体に取り込むことができ長く温泉に浸かることができます。(無理は禁物です)

POINT③ 1回目の水風呂は勇気を出して肩まで浸かる

最重要です。慣れない方はだいたい1回目の水風呂で断念します。あわくら温泉の源泉は夏場で20℃、冬場で10℃近くまで下がりますので結構冷たく感じると思います。慣れない方であれば足をつけた時点で「きゃっ冷たいっ」となって「無理〜」となってしまうので、1回目は冷たいものだとしっかり理解した上で勇気を出して肩までゆっくり浸かりましょう。一度肩まで浸かってしまったらあとは慣れます。そして、2,3セット目くらいで水風呂の方が恋しくなりますので、私を信じてついてきてください。

水風呂で1分程度肩まで浸かったら、再び温浴に戻ります。この繰り返しになります。先ほども言いましたがだんだん温浴より冷浴が恋しくなる感覚がお分かりいただけるかと思います。

POINT④ 3セット目以降で外気浴をする

露天エリアには外気浴用のウッドチェアが置いてあります。安定の山善さんのリクライニングチェアは最高です。私は外気浴を3セット目以降に必ず行うのですが、その理由はしっかり皮膚感覚を混乱させて「地球と自分の境目がわからなくなっている状態」まで仕上げきってから外気浴を堪能したいからです。これが最初にお伝えした「向こう側」になります。ぜひここまで到達していただきたいです。

ここまでくれば、あとはお好みのペースで温冷交代欲を堪能してください。ちなみに最後は軽く温浴した後に水シャワーで終わるというのが温冷浴の先輩方から教わった締め方です。

源泉と露天にこだわった理由

温冷交代浴は湯船と水があればできるので、たとえば元湯の場合浴室内に水風呂を設置すれば完成します。しかしながら、それでは圧倒的物足りなさを感じることになると思いました。というのも、先輩に連れて行ってもらった広島県尾道市にある原田温泉の源泉掛け流しの露天水風呂が最高すぎて、本物の味を知ってしまったからです。2年前の2021年ごろは、温冷交代浴好きの先輩たちに連れられて色々な温泉出向いていましたが、その中でも原田温泉の仕上がりは別格でした。平日というのに温冷交代浴を楽しみに来ている地元のジジたちで溢れていました(笑)。元湯と同じく源泉がラジウム泉の冷泉ということもありバシッとインスピレーションされたのを覚えています。

その経験があり、どうしても源泉掛け流しを譲れなかったので、わざわざ水道管を這わせて100m離れた露天エリアまで源泉をひっぱってきています。さらに、もともと露天につながる扉はなかったのですが、壁に穴を空けて扉を設置し外との出入りができるようにしました。

あわくら温泉は年間平均で15℃の冷泉を薪ボイラーで加温して41℃のお湯にしています。そのため源泉掛け流しの水風呂をつくるということは源泉そのままのポテンシャルを生かすことであり、無駄が嫌いな私がどうしてもやりたかったことの一つでした。そして何より、あわくら温泉は水道水よりもやわらかく若干のとろみがあるので肌あたりが最高に気持ちいいです。そこもぜひ体感してください。

大人だけの時間に

あわくら温泉元湯は小さなお子様も一緒に楽しめる温泉付きゲストハウスですが、こと温冷交代浴に関しては大人だけの時間をつくって自分のペースで堪能していただきたいです。私もよく子どもをつれて温泉に入りますが、なかなか水風呂を堪能するまでに至りません。元湯は22時まで温泉営業をしているので、寝る前に大人だけで是非もう一度入ってください。晴れていたら露天エリアから満点の星空を望めます。大地を、宇宙を、感じてください。

そして温冷交代浴をバッチリ決めた日は結構つかれるのでぐっすり眠れます。

夏は気持ちいいけど冬は寒いですよね、というあなたに

素晴らしい質問ありがとうございます。この問いを投げられる方はとても伸び代があります(笑)。温冷交代浴は寒暖差があればあるほど気持ちよくなってくるので、ヘビーユーザーにとっては冬が待ち遠しくて仕方ありません。冬の源泉温度は10℃くらいになり温泉も熱めの42℃に設定するので、かなり寒暖差を楽しめると思います。しっかりつくったあとの外気浴は最高でしょう。今から恋しいです。

以上になります。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
元湯にお越しの際は是非とも温冷交代浴で地球と一体化し宇宙とつながる体験を。

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